1.幼稚園教育要領
周囲の様々な環境に
や をもって関わり、それらを に取り入れていこうとする力を養う。1.ねらい
- 身近な に親しみ、 と触れ合う中で に や をもつ。
- 身近な に から関わり、 を楽しんだり、 たりし、それを に取り入れようとする。
- 身近な を 、 、 する中で、物の や 、 などに対する を豊かにする。
2.内容
- に触れて生活し、その 、 、 などに気付く。
- の中で、 に触れ、その や に や をもつ。
- により や の生活に のあることに気付く。
- などの身近な に関心をもち、 。
- 身近な に親しみをもって接し、 に気付き、 、 にしたりする。
- 日常生活の中で、 や における様々な や に親しむ。
- を大切にする。
- 身近な や に をもって関わり、自分なりに 、 しながら たり、 たりして して遊ぶ。
- 日常生活の中で や などに関心をもつ。
- 日常生活の中で や などに関心をもつ。
- に関係の深い や などに や をもつ。
- 幼稚園内外の において に親しむ。
3.内容の取扱い
- 幼児が、遊びの中で周囲の と関わり、次第に周囲の世界に好奇心を抱き、その意味や操作の仕方に関心をもち、物事の法則性に気付き、自分なりに考えることができるようになる を大切にすること。また、他の幼児の考えなどに触れて新しい考えを生み出す喜びや楽しさを味わい、自分の考えをよりよいものにしようとする気持ちが育つようにすること。
- 幼児期において のもつ意味は大きく、その大きさ、美しさ、不思議さなどに直接触れる体験を通して、幼児の心が安らぎ、豊かな感情、好奇心、思考力、表現力の基礎が培われることを踏まえ、幼児が との関わりを深めることができるように工夫すること。
- 身近な事象や に対する感動を伝え合い、共感し合うことなどを通して自分から関わろうとする意欲を育てるとともに、様々な関わり方を通してそれらに対する親しみや畏敬の念、 を大切にする気持ち公共心、探究心などが養われるようにすること。
- 文化や伝統に親しむ際には、正月や節句など我が国の 的な行事、 、唱歌、わらべうたや我が国の伝統的な遊びに親しんだり、異なる文化に触れる活動に親しんだりすることを通じて、社会とのつながりの意識や国際理解の意識の などが養われるようにすること。
- や文字などに関しては、日常生活の中で幼児自身の必要感に基づく体験を大切にし、数量や文字などに関する興味や関心、感覚が養われるようにすること。
2.改訂のポイント
1.ねらいについて
- ②「自分からかかわり」から「自分から関わり」と漢字に変更された。
2.内容について
- ⑥「日常生活の中で、我が国や地域社会における様々な文化や伝統に親しむ。」が新設された。
- ⑧「自分なりに比べたり、関連付けたりしながら」が追加された。「かかわり」から「関わり」と漢字に変更された。
3.内容の取扱いについて
- ①「かかわり」から「関わり」と漢字に変更された。「特に、」から「また、」に変更された。「触れ、」から「触れて、」に変更された。「自ら考えようとする気持ちが育つように」から「自分の考えをよりよいものにしようとする気持ちが育つように」に変更された。
- ③「自分からかかわろう」から「自分から関わろう」と漢字に変更された。
- ④「文化や伝統に親しむ際には、正月や節句など我が国の伝統的な行事、国歌、唱歌、わらべうたや我が国の伝統的な遊びに親しんだり、異なる文化に触れる活動に親しんだりすることを通じて、社会とのつながりの意識や国際理解の意識の芽生えなどが養われるようにすること。」が新設された。
3.幼稚園教育要領解説
- 幼児の周囲には、園内や園外に様々なものがある。人は暮らしを営み、また、 が生きていて、遊具などの日々の遊びや生活に必要な物が身近に置かれている。幼児はこれらの環境に好奇心や探究心をもって 的に関わり、自分の遊びや に取り入れていくことを通して発達していく。このため、教師は、幼児がこれらの環境に関わり、豊かな体験ができるよう、意図的、計画的に環境を構成することが大切である。
- 幼児は身近な に興味をもち、それらに親しみをもって自ら関わるようになる。また、園内外の身近な に触れて遊ぶ機会が増えてくると、その大きさ、美しさ、不思議さに心を動かされる。幼児はそれらを利用して遊びを楽しむようになる。幼児はこのような遊びを繰り返し、様々な事象に興味や関心をもつようになっていくことが大切である。
- 幼児は身近な環境に好奇心をもって関わる中で、新たな をしたり、どうすればもっと面白くなるかを考えたりする。そして、この中で体験したことを、更に違う形や場面で活用しようとするし、遊びに用いて新たな使い方を見付けようとする。幼児にとっての生活である遊びとのつながりの中で、 の一つ一つが幼児にとってもつ意味が広がる。したがって、まず何より環境に対して、親しみ、興味をもって積極的に関わるようになることが大切である。さらに、ただ単に環境の中にあるものを利用するだけではなく、そこで気付いたり、 したりしようとする環境に関わる態度を育てることが大切である。幼児は、気付いたり、発見したりすることを面白く思い、別なところでも活用しようとするのである。
- 身近な事象を見たり、考えたり、扱ったりする中で、物の性質や 、文字などに対しての関わりを広げることも大切である。幼児を取り巻く生活には、物については当然だが、数量や文字についても、幼児がそれらに触れ、理解する手掛かりが豊富に存在する。それについて単に正確な知識を獲得することのみを目的とするのではなく、環境の中でそれぞれがある働きをしていることについて実感できるようにすることが大切である。