1.幼稚園教育要領
1.ねらい
- を楽しみ、 で行動することの を味わう。
- と親しみ、 を深め、 したり、 したりして一緒に活動する を味わい、 や をもつ。
- における望ましい や を身に付ける。
2.内容
- や と共に過ごすことの を味わう。
- で考え、
- できることは でする。
- を楽しみながら物事を とする気持ちをもつ。
- と
- に関わりながら
- や を し合う。
- 自分の を に伝え、 の に気付く。
- の に気付き、一緒に する楽しさを味わう。
- と楽しく活動する中で、 を見いだし、 したり、 したりなどする。
- や があることに気付き、 行動する。
- との
- を深め、 を持つ。
- と楽しく生活する中で の大切さに気付き、守ろうとする。
- や を大切にし、 で使う。
- をはじめ などの自分の生活に の いろいろな人に親しみを持つ。
3.内容の取扱い
- 教師との 関係に支えられて自分自身の生活を確立していくことが人と関わる基盤となることを考慮し、幼児が自ら周囲に働きかけることにより多様な を体験し、試行錯誤しながら諦めずにやり遂げることの達成感や、前向きな見通しをもって自分の力で行うことの充実感を味わうことができるよう、幼児の行動を見守りながら適切な を行うようにすること。
- 一人一人を生かした集団を形成しながら人と関わる力を育てていくようにすること。その際、集団の生活の中で、幼児が自己を発揮し、教師や他の幼児に認められる体験をし、自分のよさや特長に気付き、 をもって行動できるようにすること。
- 幼児が互いに関わりを深め、 して遊ぶようになるため、自ら行動する力を育てるようにするとともに、他の幼児と試行錯誤しながら活動を展開する楽しさや共通の目的が実現する喜びを味わうことができるようにすること。
- 道徳性の を培うに当たっては、基本的な の形成を図るとともに、幼児が他の幼児との関わりの中で他人の存在に気付き、相手を尊重する気持ちをもって行動できるようにし、また、自然や身近な動植物に親しむことなどを通して豊かな。 が育つようにすること。特に、人に対する信頼感や の気持ちは、葛藤やつまずきをも体験し、それらを乗り越えることにより次第に芽生えてくることに配慮すること。
- 集団の生活を通して、幼児が人との関わりを深め、 の芽生えが培われることを考慮し、幼児が教師との信頼関係に支えられて自己を発揮する中で、互いに思いを主張し、折り合いをつける をし、きまりの必要性などに気付き、自分の気持ちを調整する力が育つようにすること。
- をはじめ地域の人々などの自分の生活に関係の深いいろいろな人と触れ合い、自分の感情や意志を表現しながら共に楽しみ、共感し合う体験を通して、これらの人々に をもち、人と関わることの楽しさや人の役に立つ喜びを味わうことができるようにすること。また、生活を通して親や祖父母などの家族の に気付き、家族を大切にしようとする気持ちが育つようにすること。
2.改訂のポイント
1.ねらいについて
- ②「工夫したり、協力したりして一緒に活動する楽しさを味わい、」が追加された。「かかわり」から「関わり」と漢字に変更された。
2.内容について
- ⑫「みんな」が「皆」に変更
3.内容の取扱いについて
- ①「かかわる」から「関わる」に変更。「試行錯誤しながら自分の力で行うことの充実感を味わう」から「試行錯誤しながら諦めずにやり遂げることの達成感や、前向きな見通しをもって自分の力で行うことの充実感を味わう」に追加・変更
- ② 文頭「幼児の主体的な活動は、他の幼児とのかかわりの中で深まり、豊かになるものであり、幼児はその中で互いに必要な存在であることを認識するようになることを踏まえ、」が削除された。「特に、集団の生活の中で」から「その際、集団の生活の中で」に変更。「教師や他の幼児に認められる体験をし、自信をもって行動できるようにする」から「教師や他の幼児に認められる体験をし、自分のよさや特長に気付き、自信をもって行動できるようにする」に追加・変更
3.幼稚園教育要領解説
- 人と関わる力の基礎は、自分が保護者や周囲の人々に温かく見守られているという から生まれる人に対する信頼感をもつこと、さらに、その信頼感に支えられて自分自身の生活を確立していくことによって培われる。
- 幼稚園生活においては、何よりも教師との を築くことが必要であり、それを基盤としながら様々なことを自分の力で行う充実感や満足感を味わうようにすることが大切である。
- また、幼児は、幼稚園生活において多くの他の幼児や教師と触れ合う中で、自分の感情や意志を表現しながら、自己の や他の人々と共に活動する楽しさを味わい、ときには幼児同士の自己主張のぶつかり合いによる葛藤などを通して互いに し合う体験や、考えを出し合ってよりよいものになるよう工夫したり、一緒に活動する楽しさを味わう体験を重ねながら関わりを深め、共感や などをもつようになる。
- さらに、このような生活の中で、よいことや悪いことに気付き、考えながら行動したり、 の大切さに気付き、守ろうとしたりするなど、生活のために必要な習慣や態度を身に付けていくことが、人と関わる力を育てることになるのである。